今、マラソンがブームとなっていますが、次は断然ロードレース(ロードレーサー、ロードバイク)がおすすめです! ダイエットにもおすすめですし、なんといってもロードレースは「カッコいい」のです! 失敗しないロードレーサーの購入方法から、果てはトライアスロンへのチャレンジまで、ロードレースの魅力を幅広く解説します。
ロードレーサーに乗るのに慣れたら、大会に出てみてはどうでしょうか。
ロードレーサーはマラソンと違って小さい頃から走っていたという人はまだそう多くありません。しかもツールドフランスを代表するロード系の自転車競技は競技自体を始めたのが遅いという人も少なくありません。そのため努力すれば表彰台が見えてくる大会もあります。
せっかく買ったロードレーサーなんだからただゆっくりしたロングライドだけで終わらせたくないという人はトレーニングを積んで大会を視野に入れましょう。
トレーニングをする際にお勧めなのは三本ローラーです。家でできる、ちゃんとしたフォームでないとぐらついてしまう。逆を言えば三本ローラーでのトレーニングは軸がぶれていたら落ちてしまうので力がつきます。
固定型のローラーでもいいのですが、固定型の場合、どんな体勢であろうと足を回していればトレーニングが成立してしまう怖さがあります。きちんとしたフォームでしっかりこがないと止まってしまう三本ローラーでトレーニングをつめたら平地では見違えるほどスピードを出す事ができます。
三本ローラーは最初は大変で5分もできないと思います。何回も落ちながらふらつきながら5分。それをクリアできたら10分。10分クリア出来た頃には安定感を増し、あまり落ちなくなります。あとは30分、40分と時間を伸ばしていきましょう。
ロードレーサーで長い距離を得意なレーサーになりたいと思った場合、やはり100キロ越えはしたいところです。しかしただ100キロ走るという単調なトレーニングより、20キロごとにアタックをかけてみるといったトレーニングをするほうが良いでしょう。早くこいでいるうちに無駄のないフォームを身につけたり、疲れた時にどういうフォームになっているのかチェックすることで長い距離を走ってもぶれないようになります。
「長い距離を得意となるために短い距離を捨てる」ではなく、「長い距離を得意となるために、短い距離でもスピードを出せるレーサーに」を目指してみてください。それが長い距離を得意となる近道となります。
また違ったところで登り専門(登りだけやっているというわけではなく、登りが強いレーサーになるという意味です)の選手、いわゆるクライマーを目指すのも面白いと思います。
クライマーは一般的に細身で余分な肉が少ないレーサーがなるとされていますが、そんなことはあまり気にしなくていいです。登りが好きだ、登りは苦しいけど登り切ったあとの爽快感がたまらない。そんな人はクライマー向きだと言えると思います。
キツイことを好きだと言うと「変態」とか「M」と言われることもありますが、登り坂を進む時の苦しく、気管支が細くなるような感覚ははっきり言って癖になります。クライマーのほか「坂ばか」何ていう言葉もありますが、一度はまると抜けられないのがこの手のタイプです。坂をビュンビュン飛ばせるレーサーがかっこいいと思ったらクライマーを目指すのがオススメです。