今、マラソンがブームとなっていますが、次は断然ロードレース(ロードレーサー、ロードバイク)がおすすめです! ダイエットにもおすすめですし、なんといってもロードレースは「カッコいい」のです! 失敗しないロードレーサーの購入方法から、果てはトライアスロンへのチャレンジまで、ロードレースの魅力を幅広く解説します。
先日スーパーで買い物をしていた時のことです。ロードレーサーを自転車置き場に置いて買い物をし、戻ってきたら私のロードレーサーの前に警備員が立っていました。警備員の格好をしていたためさほど怪しくは感じませんでしたが、近寄ってみたら明らかに「かっこいい」という眼差しでそのロードレーサーを見ていました。
警備員の方は高齢者で、恐らく定年退職した方だと思われます。その方が私が見ていたことに気がつき、
「かっこいいですね」
と言ってきました。しばらく話していたらその方は趣味もなく週二回警備員のバイトをして、たまに来る孫と遊ぶ生活をしているとのことでした。ロードレーサーをすすめたら、
「高齢者の私にはちょっと」
という感じで拒んでいましたが、
「自転車に乗ることができたら乗れる」ということと「安いロードレーサー(その時私が持っていたのも新車にして格安だったのですが)は2万円台で買える」
と言う旨を伝えたらちょっと目が輝いて見えました。
その方がその後ロードレーサーを買ったかどうかは分かりませんが、高齢者だからといって諦めることはありません。ピアノやバイオリンの場合高齢者から練習するというのは難しいですが、ロードレーサーはいけます。
もしあなたが、高齢者の方がロードレーサーに乗っている姿をみたらどう思うでしょう。
「若々しくてかっこいいな」
とか、
「アグレッシブで凄いな」
と思うのではないでしょうか。「高齢者」というより「シニア」と呼びたくなるようなイメージですよね。
逆のことをすればいいのです。高齢者だからといって静かな趣味ばかり作るのではなく、ロードレースのような誰が見てもかっこいい、若い、元気だ。と思うようなことをすればいいのです。最初は無理しないでねと言ってきた娘もしっかりしたライディングを見せたらかっこいいとなることでしょう。
女性も同様です。女性の高齢者だからってロードレーサーを諦める必要はありません。ちょっとでもかっこいい、やりたいなと思ったらこっち側に来ればいいのです。
高齢者で自転車から転ぶのはかっこ悪いしなんてやる前から言うべきではありません。広い芝生の公園など転んでも大丈夫な環境で練習してください。転ぶのを怖がらずスピードをあげたらロードレーサーが安定するので勇気を出してペダルを回して下さい。きっとかっこいいと思える自分に出会えます。
日本ではあまり見ない光景ですが、ヨーロッパでは高齢者でもロードレーサーに乗っている方が非常に多いです。孫とロードレーサーに乗っているなんていうのもザラです。ママチャリで二人で乗るのもいいですが、ロードレーサーに乗って時に競争をしたり、時に風よけになったりという対等且つ楽しいツーリングはきっとやったものでしかわからない楽しさだと思います。
見ていてほっこりするようなことを行ったらそれ以上の感動を得られることは間違いありません。孫とロードレーサーを合言葉に是非ロードレーサーにまたがってみてください。